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牡蠣は大きく分けて冬場の真牡蠣と夏場の岩牡蠣に分類されます。

本日はその冬場の真牡蠣のお話です。

広島の養殖物が有名ですが、他にも三重の的矢牡蠣や宮城・北海道・秋田などでも養殖されています。

真牡蠣の旬は11月ごろから「牡蠣を食うのも花見まで」と言われる通り、3月頃までとされています。

特に産卵の準備に入る3月~4月頃が身が太り、栄養をタ~ップリ蓄えています。

牡蠣は「海のミルク」と呼ばれるほど、栄養豊かで卵や牛乳と並んで完全栄養食品と言っても過言ではありません。

さて、その真牡蠣ですが、スーパーの店頭には加熱用と生食用があります。

この違い何だか分かりますか?

生食用は鮮度が良くて加熱用は鮮度が悪いと思っている方が多いのですが、実はこれ大間違いです。

結論から言ってしまえば、細菌の数の違いです

養殖している産地(保健所が指定した海域)にもよりますが、生食用の牡蠣は水揚げ後オゾンや紫外線で消毒・殺菌処理します。

ですからこの時点で牡蠣の栄養素や旨味などは抜けてしまっています。

一方加熱用の牡蠣はほぼ無処理です。

どちらが美味しいかと言えば、何ら処理をされていない加熱用の方が、旨味が強く美味しいのは当たり前ですよね!

つまり生食用の牡蠣をフライにしたり、なべ物の具にしたりするのは、味も素っ気もないということです。

ただし気を付けなければならないのは、美味しいからと言って加熱用の牡蠣を生で絶対に食べてはいけません

牡蠣は一日に最大100~300リットルもの海水を浄化している海の浄化槽です。

海水を取り込み必要なプランクトンを体内に吸収したあと排水するのですが、この時生活排水など人体に有害なものまで取り込んでしまいます。

特に気を付けなければならないのはノロウイルスですが、加熱することによりその心配は低減されます。

中心温度で85℃で1分以上の加熱処理が必要なのですが、なべ物にする場合は最低でも1~2分、カキフライの場合は180℃の油で4分以上加熱するのが目安です。

前述した通り牡蠣は栄養豊富な食品です!

安全に美味しく頂いて下さい。


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